先週の金曜日、たまみずき&くまさんの勉強会を行いました。
『行動問題 解決ケーススタディ』の著者である、
東京学芸大学准教授の小笠原恵先生を講師にお迎えしました。
小笠原恵(オガサハラケイ)
東京学芸大学教育学部特別支援科学講座准教授。臨床心理士。臨床発達心理士。
自閉症を中心とした発達に障害のある子どもたちへの臨床を中心に研究を行っている。
とても落ち着いた柔和な第一印象の先生。
笑顔が素敵でした(^-^)♪♪
下記に掲載した先生の著書も評判がよく、オススメです!!!
先生の膨大なご経験のなかより
初心者にもわかりやすくABAに基づく行動問題解決法をお話ししてくださいました。
ABAとは?
「行動問題」には本人にとってその行動に理由や意味があるので
行動問題の前後に注目し分析→一部修正→結果を数値化
し、支援・改善していく・・という綿密なものです。
発達障害のある子の「行動問題」解決ケーススタディ やさしく学べる応用行動分析
著/小笠原恵 中央法規出版
発達障害のある子どもたちが起こす「行動問題」。
「妹の髪を引っ張る」「教室の電気を消す」「床に寝そべる」など、その状況はさまざまです。
「行動問題」には、本人にとって起こさざるを得ない理由があります。
「なぜ」を探り、その理由に対応した支援の方法を見つけることが「行動問題」の根本的な解決につながるのです。
本書では、「行動問題」の解決に最も効果をあげている応用行動分析学の理論と技術を、豊富な事例をとおしてやさしく学べます。
(本の解説より)
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 人が行う行動の理由を探る
第2章 生活を豊かにするアプローチ
(上手なきっかけのつくり方/行動の理由に適合した対応方法/
行動問題を起こさない環境のつくり方/自分の行動のマネジメント
/子どもをやる気にさせる手立て)
第3章 包括的なアプローチ
練馬区 児童デイサービスくまさん
勉強会は9/20(月)に変更になりました。
時間の変更はございません。
何卒よろしくお願い申し上げます。
練馬区 児童デイサービス くまさん
↑ 前回の様子です
9月19日(日) 武道家の廣木先生の「障害児介助法」をくまさんにて勉強します。
ご興味のある方は直接「護道公式サイト」までお問合せください。
★「護道公式サイト」 http://go-do.net/mail.html
・護道(ごどう)介助法 / 午前10時~午後12時 (2時間)
・護道(ごどう)武道部門 / 午後1時~4時
介助法の基本の型を教えて頂きます。
廣木先生の言葉で
「技術も大事だが、子供たちの気持ちもしっかり見る」
「緊急性のある場合はただちに介助法で安全を確保するが、
その間にも、なぜ児童はパニックになっているか?理由を考える」
というような現実に即した、でも優しさにあふれた説明の通り、
わかりやすく、子供第一の介助法になっております。
廣木先生も自閉症のお子様を持ちです。
お子様と向き合う中で、「護道介助法」という介助技術を開発されました。
関西方面を中心に福祉施設、特に障がい者関係施設に精力的に指導をしています。
★知的障害児の自傷行為・他傷行為、精神障害・痴呆症患者のパニック時の誘導
★医療現場での院内暴力など不作為の作為への対処法
★武道の要素を踏まえながら、互いが傷つかないための誘導法
その技術体系と理念の素晴らしさから、くまさん管理者も数年前より微力なが
ら普及のお手伝いをさせていただいておりました。
子供を傷つけない。子供に他の子供を傷つけさせない。そして自分も傷つかない。
そういう技術を普段から学んでおくと、心構えもでき、
実際にパニックがおきた時にあわてず落ち着いて誘導できます。
練馬区児童デイサービス くまさん